GO!TO!トラベルキャンペーンの抜け道です、
- この記事の信頼性
この記事を書いている僕は、ホテル歴5年の、現役ホテルマンです。
お客様から、キャンペーンの詳細の確認を受けたり
ホテル業界人にしか分からないことも知っています。
ココに注意
あくまでも、東京都の方が各方面に旅行にいった場合の話しでございます。
※ここからは自己責任でお願いします。一切クレームなどは受け付けません。
こういった事例で宿泊は可能なんだ~と遠い目で見てください。※
GO!TO!トラベルキャンペーンとは?
7月22日より開始した、GO!TO!トラベルキャンペーン※以下キャンペーン※
日本の国内観光需要喚起を促すためのキャンペーンとして発足されました。
目的を簡単に説明すると
コロナウィルスの影響で、旅行業、宿泊業、貸切バス、タクシー、レンタカー
飲食業、観光施設などが大打撃を受け、失われた観光客のを地域に戻し
経済の活性化を図るための事業です。
下記キャンペーンの概要です。
- 国内旅行を対象に宿泊・日帰り旅行代金の1/2相当額を割引。
- 一人一泊あたり2万円が上限(日帰り旅行は、1万円が上限)。
- 連泊制限や、宿泊回数の制限は一切なし。
- 割引額の7割程度は、旅行代金の割引に
3割程度は、旅行先で使える地域共通クーポンを付与。
※地域共通クーポンの運用は、9月1日以降開始予定。 - 開始時期は7月22日(水)。
ただし、東京都在住の方、東京都内の宿泊や観光ツアーは対象外。
キャンペーンが適用された価格の予約をする
7月22日からスタートした時は、
必要書類をまとめて還付申請をしなくてはいけませんでした。
現在は、すでにキャンペーンが適用された価格で
各自旅行サイトは販売をしております。※8月4日時点
ここからが抜け道です。
予約サイトから、すでにキャンペーン価格が適用された予約を
「東京都民じゃない方に予約をしてもらい」県外に宿泊に行く。
え?たったこれだけですか?と思われますよね。
そうなんです、これだけなんです。
こんな疑問は浮かびませんか?
身分証明書の提示を言われて違ったら、
宿泊できなくなるんじゃないの?
これにも抜け道があります。
身分証明の提示は必須だけど…。
まずは観光庁の「旅行者への皆さまへ」をご覧ください。
【Go To トラベルのご利用に当たっての遵守事項】
Go To トラベル事業は、ウィズコロナの時代における「新しい生活様式」に基づく旅のあり方を普及、定着させるものです。次の内容を必ず守り、安全・安心なご旅行をお願いします。1.旅行時は毎朝、検温等の体温チェックを実施し、発熱がある場合や風邪症状がみられる場合には、ご旅行はお控えください。また、スマートフォンを利用されている方は接触確認アプリのご利用をお願いします。
2.旅行中には、「新しい旅のエチケット」を実施してください。3密が発生する場や施設等は回避し、大声を出すような行為もご遠慮ください。
3.宿泊施設等では、チェックイン時の検温、旅行者の本人確認、浴場や飲食施設での3密対策の徹底、食事の際の3密の回避等が本事業の参加条件になっています。宿泊施設等の従業員の指示に必ず従ってください。
4.若者の団体旅行、重症化しやすい高齢者の団体旅行、大人数の宴会を伴う旅行は一般にリスクが高いと考えられています。実施する場合には、着実な感染防止対策が講じられることを前提に、適切なご旅行をお願いします。
上記の3番目を深堀していきます。
「チェックイン時の検温、旅行者の本人確認、浴場や飲食施設での3密対策の徹底」
宿泊施設等の従業員の指示に必ず従ってください。
Go Toに参加する施設側も決められた事項があります。
Q98 参加条件に本人確認を実施とあるが、本人を確認する書類について具体的に教えてくだ
さい。
A マイナンバーカード、保険証、運転免許証、学生証、会社の身分証明証等を想定してい
ます。Q99 参加条件に本人確認を実施とあるが、運転免許証等の本人確認書類はコピーを取って
保管する必要があるのでしょうか。
A コピーの保管までは必要ありません。
上記の通り本人確認をしないといけません。
ここからが抜け道といいますか、グレーな部分です。
※何度も申し上げます。こういうこともできるんだな~程度でお読みください
あくまでも自己責任でお願いします。クレームなど一切受け付けません※
身分証明書の提示しているホテルとそうでないホテルがあります。
※電話にて数件確認済み※
一つの要因としては、キャンペーンについて会社が把握をしていない部分が大きいです。
また、観光庁も事業者向けに情報を更新しているので、追い付いていないのも現状です。
身分証明書の提示を受けた場合、保健所の裏など免許書と比べると信憑性が
やや薄くなってしまいます。虚偽の住所を書けてしまうからです。
ホテル側も見せられた物に対して疑いを持つことはしません。
お客様を信じるしかありません。
不正受給は犯罪です。
まずは、こちらをごらんください。
Q107 個人での申し込みによるグループでの旅行や家族旅行の場合、参加する全員の居住地
を確認するのでしょうか。それとも代表者(申込者)の居住地を確認するのでしょうか。
A こうした旅行は、通常、旅行会社を通じて申し込むいわゆるパッケージツアー(募集型企画
旅行)や、オンライン予約サイトを通じて、あるいは宿泊施設に直接申し込む形態の場合が
多いものと考えられます。
これらの形態による旅行、すなわち受注型企画旅行以外の旅行については、旅行会社及
び宿泊施設において、代表者の居住地を確認します。ただし、代表者(申込者)以外の同行
者の居住地の確認を求める場合があります。同行者に東京都在住の方が含まれる場合、
その同行者の旅行に係る割引分の事後還付や割引価格での販売は行いません。事後に
明らかになった場合には、返還請求の対象となります。なお、給付金の不正受給は詐欺罪
に該当する可能性があります。Q108 職場旅行や研修旅行の場合、参加する全員の居住地を確認するのでしょうか。それとも
代表者(申込者)の居住地を確認するのでしょうか。
法人として旅行を申し込む場合、東京都に居住する者と東京都以外に居住する者が混
在する可能性がありますが、どう取り扱うのでしょうか。
A こうした旅行は、通常、受注型企画旅行の形態である場合が多いものと考えられます。
受注型企画旅行については、旅行会社が代表者及び同行者全員の居住地を確認しま
す。具体的には、旅行前に、旅行会社が、全員の居住地が記載された旅行者名簿の確
認とあわせて、旅行者全員の居住地が確認できる書類を代表者を通じて確認します。同
行者に東京都在住の方が含まれる場合は、その同行者の旅行に係る割引分の事後還
付や割引価格での販売は行いません。事後に明らかになった場合には、返還請求の対
象となります。なお、給付金の不正受給は詐欺罪に該当する可能性があります。
上記の内容を深堀していきます。
参加する全員の居住地
を確認するのでしょうか。それとも代表者(申込者)の居住地を確認するのでしょうか。
代表者の居住地を確認します。ただし、代表者(申込者)以外の同行
者の居住地の確認を求める場合があります。
この文面をみて、ん?とおもいましたでしょうか。
ただし、代表者(申込者)以外の同行者の居住地の確認を求める場合があります。
その通りです。求めない場合もあります。
ここが、ホテルのグレーな部分です。
仮に、代表者が一括で支払いお部屋の鍵を全て預かり、
グループに外で渡してしまったらもう分かりませんよね?
深夜1時とか2時に到着されても分からないんです。
私共のホテルでは、そういった不正がないように目を凝らしていますが
そもそも、このルールでは全てを監視することは不可能です。
嘘の住所かかれたら?東京都民外の人間が予約したら?
あと、身分証明書を見せてもらい東京都だった場合。
ホテル側の対応としてはどうすると思いますか?
ここは、想像にお任せします。
幸い良心的なお客様しか今のところ宿泊はされていませんので
こういった不正はないと言いたいですが
見抜けないのも現状です。リスクが大きすぎます。
疑いをかけて、もし違ったら、口コミに書かれたら、
このコロナ状況でホテルの評判が下がればもう終わりです。
まだまだ抜け道はありますがそれはお伝えしません。
あと、くれぐれもしないでください!
給付金の不正受給は詐欺罪に該当する可能性があります。
まとめ
今回の記事内容は、GO!TO!トラベルキャンペーンの抜け道!
をお伝えしました。
私がこの記事を書きたかった本当の理由は
不正をしてほしくないからです。
実際に、他ホテルではそういったお客様が宿泊されているのは事実です。
正直な所、ホテルはグレーな部分が多いです。
キャンセル料などもあることをすれば支払わずに済みます。
1名利用で予約したのに、こっそり2名で泊まることもできます。
この記事を読んだあなたは、抜け道をしってしまいました。
どうですか?やりたいですか?
もしこの記事の前に知ってしまっていたあなたはやっていたかもしれません。
だけど、この記事を書くことでこれをみた皆が傍観者です。
たった5年ですが、ホテルで働き、お客様と触れ合い
ご旅行のお手伝いをしてきました。ホテルスタッフは皆おなじきもちです。
私は、接客・接遇には答えがないから楽しいと思っています。
100人お客様がいれば、100人の接し方があります。
お客様が不正を働くことは悲しさ、寂しさでしかありません。
私は、そんな方がでなければという思いで今回の記事を書きました。
ご期待に添える内容でなかったら
謝ります。誠に申し訳ございません。
※この記事は予告なく削除予定です※